怖い夢を見ました。
フジTVのバラエティ番組の撮影現場の夢です。
ちなみにわたしはTVは見ません。
この番組は煮えたぎった熱湯の中に出演者を飛び込ませたり、
遊泳危険の断崖から飛び込ませて全身不随の大怪我をさせたり、
無茶ばかりさせて視聴率を稼いでいる番組です。
遠洋に飢えた鮫をたくさん用意して、ヘリコプター2機でロープを引っ張って、
そのロープにエキストラをたくさんぶらさがらせて、
ヘリコプターが下に下がるとエキストラがヒーヒー言うのを面白がるという趣向でした。
ディレクターやカメラマン、タレントが少し離れたところで1艘の船に乗っています。
ディレクターがいまいち絵的に面白くないから、ロープを切って、
間に人間が入って両手でロープを持とう、そのほうが危うくてスリルが増す、と
言い出しました。
間に1人入って、ヘリコプターが左右に離れていって、ロープがピンと張られました。
「これ、きついです。
腕がちぎれそう。無理です。」
それを聞いて、ディレクターは
「あ、それ面白い。
腕がちぎれて、鮫に食われる瞬間が撮れたら、
何年もその映像使えるし、俺たくさん取材受けて超ゆーめーじんじゃん。」
エキストラは
「日給3500円だぜ。
やってられねーよ。」
と怒って、ロープの片手を離しました。
両方のロープがヘリコプターから垂れ下がって海の中に沈みました。
端のほうにぶらさがってた4名ほどが鮫に食べられて死にました。
「うはっ やったー
XXちゃん(カメラマンの名前)ちゃんと撮った?
しっかりしてよ!」
船上は大喜びです。
ヘリコプターから携帯に電話がきました。
どうもこりゃまずいんじゃないか、あとで問題になるぞという相談のようです。
ヘリコプターの操縦士たちはこれで営業停止とか免停になるのを怖がっているようです。
「まじいかぁ~~
じゃあ海面ぎりぎりまで下がって証拠隠滅しちゃおう!」
ヘリコプターは指令どうりに海面ぎりぎりまで下がって、
宙に浮いてたエキストラたちも全員鮫の餌食となって、
海は真っ赤になりました。
ひとり、足どころかたぶん腰まで鮫に食べられて、
上半身だけで死にもの狂いで船にたどり着きました。
と、ディレクターが櫂で彼の手をたたくのです。
「XXちゃん、カメラまわしてちょうだい!
あがいてる最後の顔や声しっかり撮ってね!
阿鼻叫喚と死ぬ瞬間撮ろうぜ!」
司会やナレーターをしてる女子アナタレントが
「きゃあ~ この人、爪割れてはがれてるのにまだしがみついてるぅ~!!
きんもー!!!」
とおおはしゃぎです。
カメラはひたすら撮り続ける・・・というところで目が覚めました。
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