太陽賛美

夢の中で、わたしはカウボーイと一緒に
ワイオミングにいた。

暗い夜は心を静めて凪いだ気持ちにさせてくれる。
星が満天の空に輝いている。
月のやわらかい光を仰ぎながら、
わたしたちは日の出を待って、
太陽を賛美する歌を歌った。
しばらくして東の空の下の色が変わってきて、
太陽が見えてくる。

なんて美しいんだろう。
大地も自然も空も太陽も
神様が創ったものはただそれだけで
なんて完全なのだろう。

ふと我にかえった。
いま感じた感動、感銘が
神様に言われた「太陽賛美」の主題なのではないかと。

これはリアルの話。
昨年、わたしは神様に「太陽を賛美する舞踊を踊ってほしい」
そう言われて、コンテンポラリーの勉強などを
はじめたのだった。

夢の話に戻る。
神様が「是」と語る。
「カウボーイがギターで素朴な歌を歌って
　太陽を愛でるように、
　普通に生活をする人々が感じる自然への愛や感謝を
　素直でシンプルに感動を表現してほしい。」
盆踊りなんかもそう言われて生まれたのかな、
ふと思った。
わたしにはシンプルに表現と言われても
何をしたらいいのかわからないけれど、
でも知識や技巧ではなくて、素直な感動を
もっともっと体験して深めていきたい、
そう感じたところで目が覚めた。