医療破綻

不吉な夢の話が連発なので、もう控えようかと思いましたが、
これだけはどうしても気になるので、
今日の最後に書いておこうと思います。

数年後の夢をみた。

日本は放射能汚染の影響で病気の人があふれていた。
だいじょうぶという言葉で
国民は汚染された水を飲み、汚染された野菜を食べさせられていた。
他国はもっと小さな規模の原発事故でも食料品は輸入にしたけれど、
日本はそんな対応ができなかった。
利権とかお百姓さんの票とか、そんな理由で
国民の健康は危機にさらされた。

母乳から出るセシウムやウランを乳児が飲み、
汚染された水を県知事が安全ですと県民を騙して
飲ませていた。

頭痛や眩暈がして、咽喉がいたんだ。
でも原発事故のせいだとは誰も思わなかったし、
思っても言ってもせん無きことだった。

CT検査やX線検査で異常が急増しだした。

病院も医師の数もベッド数も足りない。

甲状腺がんで入院して手術をうけるのは
2年半待ちだという。
子どものがんは進行が早い。
裏金で金持ちは早めに入院する。
順番待ちを正直にしている人たちは
子どもに充分な医療も受けさせられずに
子どもががんで死んでいくのをみているしかなかった。

「XX商社はXX病院に社員と家族のために
　ベッドを４つ押さえている」
そんなことが就職活動で大きな意味を持つようになった。

健康保険が厳しくなり、薬がなかなかでなくなった。
風邪程度では病院にかかりづらくなった。

国力は原発事故の前の半分だった。
もうとうに国民はあきらめて、
元気もなくなっていた。