こんな夢を視ました。
マイケル・ジャクソンが横たわっているのが視えます。
赤黒い班の出た遺体でした。
視ていたのは、わたしでありながら、
わたしではなくて、
キューブリックの映画「シャイニング」に登場する
ダニーという少年で、
彼はシャイニングという超能力を持っていました。
善良な小市民であるが故に、罪の意識が強く、
アル中という自己の原罪を克服して、
善なる人生をやり直したいと思いつつも、
さまざまな外界のものから影響を受けやすいジャック。
彼は簡単に生きている人の念にも
死者の念にも、
言葉や周囲の気にも影響を受けてしまって、
家族を殺そうと追い詰めていきます。
扉を破って覗いたジャックの笑い顔は
とても恐ろしくて、
傍観的視点で視ていたわたしも身がすくみました。
神さまがいいます。
宗教やイズムに染まっている人は
ジャックに似ているね、と。
そう、罪の意識や、
よき方向に向かい、自己を治したい、
社会や家族のために自己を生かしたい
という善良な思いがあるが故に、
なおさら容易に何かに取り込まれてしまいやすい
人々は少なくないのだ、と。
ダニーはその後で、別のものを視ました。
夢の中ではそちらのほうが恐ろしくて
書きとめたいことだったのに、
目が覚めて、書こうとしたとたんに
すっぽりと記憶が抜けてしまいました。
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