横になってたら、いつのまにかうとうとしてしまって、
また嫌な夢をみました。
夢の中で、わたしはたった一人で山道の中を歩いて写真を撮っていました。
途中にトタン屋根の青い小屋(納屋?)がありました。
小屋の中が見えます。
中では男性が裸の若い女性を解体していました。
女性は死んでいるのでしょうか。
いえ、麻酔かなにか打たれてるのでしょうか。
生きています。
足を鋸で切ると胸の辺りがひくひくいっていますが、動けません。
声もでていません。
両腕ももう切り落とされています。
気配に気づかれたら、わたしも殺されるだろう、
なんとか生きてる間に警察に連絡して救出してあげたい、
そう思って気づかれないように、足音を立てないように、見えないように
そうっとそうっと小屋から離れました。
小屋からまっすぐ15m、左折して300m、大きなコケの生えた木を目印に
右折してXXm・・・おおよそですが、道がわからなくならないように
すぐあの小屋に警察がたどりつけるようにとメモもとりながら離れました。
もう足音が聞こえないだろうというあたりで携帯で警察に電話をしましたが、
電波がつながりません。
足を木の枝が刺そうと、でこぼこの道で足首をひねろうと、とにかく走り続けて
なんとか車道に出ました。
警察に電話をして・・・つながりました!
でも、事情をいうと警察の反応は予想外でした。
「で、あんた、生きてる人が切られてるのなんで飛び込んで助けんの?
あんた見殺しにしたんですよ!
わかってます?
は? こんな安全なとこにきてから電話してもだめですよ!
あんたは助けずに見殺しにして逃げたんでしょ!
もう殺されてるでしょ!
いまから行ったってねえ・・・もう殺されてますよ!
両手とられてたんでしょ?なんで突っ込んで助けんの?
こっちもほかにも用事があるから、あとで時間があいたら
小屋には見にいくけど。
まああんたのせいですよ!
わかってるんですか?
あんたが悪いんですよ!」
人不足でつっこむのが怖いんだ、だから完全に殺されちゃって、できれば犯人が
いなくなってから状況確認だけしたいんだ、そんなのすぐわかります。
にしてもこれであとで状況確認して報道関係に発表したら、
記者もいちいち確認しないで無責任にわたしのことを見殺しにして
自分だけ逃げたって書いて、2chとかで名前も顔も晒されて非情扱いされるのか?
やってられないなあ・・・。
そう思ってるところで目が覚めました。
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