昨日は家に帰れなかったから、こんな夢を見たのかもしれません。
大地震がありました。
わたしは東京から離れていて無事でした。
なんとか東京に戻ってきたら、SF映画か戦争映画みたいに
壊れまくったビルの残骸をみて、びっくりしました。
あるビルは前の壁と、フロアが全部抜けて、巨大な箱のようになっていました。
マンションはバルコニーが全部くっついて、縮んでしまったかのよう・・・
まだ揺れてアコーディオンみたいに縮んでたのがまた広がり、
下に落ちるときにやっと元の形がわかりました。
家族は避難所にいるのだろうか、生きているのだろうかと思ったときに、
うちの避難所がどこなのか知らないことに気づきました。
そういえば地元の小学校だったようなことを思い出して、そこまで行こうかと
思いましたが、大地震のときに家に家族はいなかったはず、では
わざわざ戻ってきて家の近くの避難所に行ってるのは無理、たぶんそのとき
いた場所の避難所にいるんじゃないかと思いました。
道端にはたくさんの死体の山がありました。
まだ腐敗はしていなくて、悪臭もありませんでした。
生きている人はどこにいるんだろう。
携帯もつながらなくて、ワンセグでもTVもみれません。
新聞もなく、ラジオを買っておけばよかったと後悔しました。
いまどのような状況なのか把握したくてもできないのです。
ふと、最近あちこちに出る仕事が増えていたのは、東京大地震から
守ってくれるためだったことに気づいて、見えない力への感謝とも
畏敬とも言いがたい言葉にならない感情で胸が熱くなりました。
人の気配を探しながら、廃墟の中を彷徨っているところで目が覚めました。
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