そういえば吉良上野介の首ってどうしたのかなと
夢の中で想像しました。
浅野内匠頭も墓前に憎い男の首を捧げられたときは満足でも、
もしそのまま墓前に首をお供えして置いていって、四十七士が処刑されて
そのまま蛆がわいたり、腐乱したりして、墓を汚してたら、
自分の憎い者の体液で自分の墓が汚れるのもいやだろうと思いました。
いや、四十七士が普通に首を切ってそのまま墓前にお供えしておしまいだろうか。
「こやつのせいで、わしら死刑でござる」
などといって、なぐったり叩いたり、踏んづけたりくらいはしたのだろうか。
武士はそんなはしたないことをしなかったのだろうか。
逆に蹴鞠にしたりしてもてあそんだりしたのだろうか。
そんなことを考えた。
吉良の首はだれが引き取ったのだろう。
お寺の小僧か誰かが吉良家にもっていったのだろうか。
その男ひとりのせいで自分たちの人生が台無しにされて、
全員処刑確実となったら、その男の首をどう扱うのだろう。
そんなことを夢の中で考えたけれど、目が覚めても
言われてみれば首をどうしたのかと気になったので、
日記に書きとめておきます。
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