夢の中で関羽に逢った。
彼は曹操の元で虜になっていた。
虜と言ってもご馳走を振舞われ、自由に動けて、
丁重にもてなされていた。
関羽は曹操にたいして、敬愛の念を抱いていた。
大国の主であり、武術に優れ、学問も超一流の人物であり、
敵国蜀の主要人物である関羽を捕らえても
殺そうともせず、同じ武術と学問を愛する同士として
敬意を持ってもてなしてくれるこの寛大で美しい漢。
曹操と戦に出るのは楽しかった。
けれども、関羽は劉備の危機と知って、
止める曹操の僕たちを殺して
劉備の元にはせ参じた。
それは、劉備とは血の兄弟の杯を交わした間柄で
自分の主君であって、劉備もまた
血の杯を交わした2人を大事にしている
絆が大きかった。
関羽が決して曹操を軽んじているわけでは
なかった、という夢。
目が覚めて、それはあるなあと改めて思った。
きっと孔明も劉備への忠誠心があるから
蜀のために尽くしたのだろう。
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