殷周時代の夢をみた。
民衆に暴虐残忍非道なふるまいをさんざんし、
栄華を極めて不動のものと思えた殷を
周が倒すまでの走馬灯のような夢。
篤実な忠臣たちを背かせて、復讐心を抱かせたのは、
自身の待遇や生活状態ではなく、
自分の息子をスープにして食べさせられたり
とことん悔しい思いをさせられたからだった。
太公望(呂 尚(りょ しょう))は周の軍師として武王に仕えて殷を滅ぼしたが、
武王が身内で周囲を固めるのを諌め、能力主義を説いて分裂、
後に斉の始祖となった。
周も斉もそれぞれ滅ぼされた。
そんな歴史の流れや人々の感情や説などを傍観しながら
「生生流転」とか「諸行無常」という言葉について考えていた。
諸行無常はサンスクリット語の原義の
あらゆるものは変化する、という意味で。
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