夢の中で、神様にジンバブエをごらんなさいと言われました。
まだ行ったことのない土地、アフリカ大陸のジンバブエを観じると、
ムガベ大統領の独裁政権下にあって、
秘密警察による監視、反体制への暴力、言論統制がある
「世界最悪の独裁国家」とされている国でした。
でも、とても豊かな自然、野生の動物たち、
米ドルが流通して、たくさんの高層ビルが並び、
整然と舗装されたアスファルトの道路の脇には椰子の木、
そしてプールや立派な庭のある大邸宅が並んでいました。
駐車場付のショッピングセンターやスーパーマーケット、
コカコーラ、ファーストフード。
白人の経営する大農場があったせいか、欧米化されて、
豊かな生活ぶりに「独裁政権」「劣悪な経済」という言葉からの
イメージを抱いていたわたしは首をかしげました。
ムガベは白人農場の強制収用を行ったので、土地を奪われた白人は出て行き、
白人の農業技術が失われてしまいました。
そして、食糧危機、ハイパーインフレ、コレラやHIVで大勢死んでいく状態。
独裁政治、言論や報道の規制。
でも、生きてる人々はとても明るくて、
力強くて、人生が楽しそうでした。
もちろん報道規制や言論統制のせいもあるのしょうが、
外国からみて独裁者は、国民からみたら、
独立に導いた英雄でもあるのだと感じました。
目が覚めて、なぜ普段全くご縁がないのに、
突然、ジンバブエの夢を視たんだろうと考えていました。
ジンバブエと中国って少し通じるところがあるのかもしれません。
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