夏候惇の夢を視ました。
『三国志』というと関羽と孔明のファンで、
夏候惇はほとんど意識に上ったことはなく、
なぜ彼の夢を視たのかわかりません。
「視た」という字を使うのは霊視の場合に限定していますが、
夢の中で彼は隻眼でした。
起きて調べてみたら、実際に夏候惇は
矢があたって隻眼となった人でした。
夏候惇は『三国志演義』に登場する軽率で荒い性格の人物とは実際は異なって、
清貧、謙虚で謙譲の精神の強い人柄、
学問や鍛錬に常に励んでいました。
隻眼での学問と武術鍛錬と政治は
かなり大変だったでしょう。
曹操と同じ漢の官位についていましたが、
曹操に忠義を尽くして仕えました。
曹操は夏候惇には自分と同じ官位のままで、
魏の官位を与えては失礼と思っていましたが、
夏候惇は忠誠の証として、魏の忠臣となることを
望みました。
曹操が220年正月に亡くなり、後を追うように4月の春の季節に亡くなりました。
なぜ夏候惇の夢を視たのだろう、と
思っています。
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