夢の中で、孤児院を訪問しました。
その孤児院では孤児たちに文学や音楽、美術やバレエなどの
情操教育を5,60代の男性の院長先生がしていました。
バイオリンの教室に入って見学しました。
院長先生はバイオリンは独学のようで、
あまり型を教えず、孤児院の子供たちは
適当に首と肩の間にバイオリンを挟んで、
適当に持って、指全体の平で弦を抑えて、
ところどころ切れた弓で力なくゆさゆさと動かして
音にならない音を出していました。
なかなか音が出なくて当然と思っているみたいでした。
松脂を塗ることも知りませんでした。
わたしはバッグの中に松脂があったので、
近くにいた少女の弓の毛を整えて、
松脂を塗ってあげました。
他の子たちも寄ってきたので、
一人ずつ弓に松脂を塗ってあげたり、
自分でやりたいという子にはやり方を教えてあげて
貸してあげたりしました。
成り行き上とはいえ、口出ししてしまって、
院長先生の表情が気になって、
怖くてそちらがみれません。
喜んでくれるか、ぜんぜん気にしてなければいいけれど、
よけいなことをして、と立腹されていたら
どうしようかと思いつつも、
並んで松脂をつけてもらおうとしてる子たちに
「もうおしまい。ここまで。」とは言えずに
全員に塗ってあげていました。
持ち方から最初の音だしくらい、
ちょっと教えてあげたいけれど、
見学客が口出ししたら、院長先生が気を悪くされるかもしれない、
そう思って、それ以上は教えなかったけれど、
簡単なバッハの練習曲1曲ぐらい
せっかくやるんだなら弾けるようにしてあげたい。
そんな気持ちでいっぱいでした。
目が覚めて、バイオリンを習いたくても習えないような人たちに
またバイオリンを教えてあげようかと
ぼんやり考えました。
バイオリンのレッスン料はとても高いので、
かつて自宅でサークル程度の費用で
バイオリンとピアノを見てあげていましたが、
指を傷めてやめていました。
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