昨夜は石橋湛山元総理大臣の夢を視ました。
「小日本主義」を説いているところでした。
石橋湛山は兵役を経て、東洋経済新報社に入社、
大正デモクラシーにおけるオピニオンリーダーの一人として
「民主主義」を提唱しました。
日本統治下の朝鮮で起こった三・一独立運動を理解する日本人でした。
大日本帝国主義に対して、
軍事費を削減、平和的な貿易立国で日本はやっていけるとして、
台湾・朝鮮・満州の放棄を主張する「小日本主義」を
説いていました。
彼が説いたのは大日本帝国主義によるハードパワーで
どんどんと侵略して領土を拡げることを批判していたのであって、
国防の大事さは、
「今日の世界に於て無軍備を誇るのは、
病気に満ちた社会に於て医薬を
排斥する或種の迷信」
として、非武装中立の主張を批判していました。
自由にものが書けない時代にも
こんなリベラルな人がいて、
しかも不遇になることもなく、
総理大臣にまでなるだけの信望があったのは
とても興味深いと感じました。
目が覚めて、
彼が生きていたら、現在の日本の状況に
なんというのかな、と思いました。
・・・夢で視たことが
石橋元総理の意見なのかもしれないですね。^-^
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