バナナフィッシュにとってうってつけの日

少しうとうとしてたら、こんな夢を視ました。

神様が言います。
「シーモアはシビルが『バナナフィッシュを見た』と
　嘘をついたから自殺したの？
　シーモアの自殺はシビルのせい？」
サリンジャーの『ナイン・ストーリーズ』の中の
「バナナフィッシュにとって最良の日（A Perfect Day for Bananafish）」という
短編小説の話のようです。

わたしは
「シーモアがバナナフィッシュの話をでっち上げたのに対して、
　幼いシビルが『見たわ』と嘘をついたことがきっかけとなって
　自殺したかもしれない。
　でも、子供が話の流れで、たわいもない嘘をつくのはよくあることで、
　それで自殺するのはシーモアが心が病んでいたせいだから、
　彼自身の問題だと思う。」
と答えました。

神様は「ふうん」と答えてそれ以上何も言わないで、
わたしは目が覚めました。

まだ学生の頃に読んだきりなので、詳しい話は忘れています。
目が覚めて、シーモアは戦争で心に傷を負ってると読みました。
機会があったら読み返して、もう一度考えてみたいと思います。