きのうみた夢

地図が変わってしまった

これはまず現実の話だけど、宮崎に相次ぐ災害が
とても気になっています。

削除してしまったし、記憶している人は少ないと思いますが、
１昨年のゴールデンウィークの少し前に、
宮崎の災害や屋久島の縄文杉が倒れることを予知して、
形ではなく、神の意にかなった祭祀が必要だけれど、
誰か施主ができる人はいないだろうかと書きました。

ちょうど皆既日食の頃で、宮崎を経由して屋久島に行くのは
高額なツアー以外できなくなっていましたし、
神に携わることは自分や身内のお金ではなく、
施主が必要なので、いない以上なにもできませんでしたが、
そのとき予知したことは宮崎の口蹄疫、鳥インフル、
神の怒りとも取れるほどの危険な自然災害、
それから屋久島の巨大な縄文杉に中が空洞なものがあって、
少女の霊が棲んでいて、助けを求めているというものでした。
宮崎に予知したとおりのことが次々に生じて、
屋久島の縄文杉が突然倒れて、それは中が空洞でした。

以上が現実の話で、ここからが夢の話です。

あるスタジオで、以前ヨガを教えていただいていた先生に
偶然会いました。
いろいろな話から、心にひっかかっていた宮崎の上記の
話をわたしがしだしたとき、彼女はニコニコして
「そんなことより、このヨガパン、チャコットで
　買ったばかりなんだけど、蛍光灯が違うと
　色が違って、このスタジオの中の色はイマイチなんだけど、
　帰りに別の色探しに行こうと思ってるの！
　どんな色が似合うと思う？」
そこにはかつての求道してた頃の質素な彼女ではなく、
高額な時給でタレント扱いされて、外見や笑顔の研究をして
たくさんのシフトをこなしている世俗の人がいるんだと思って、
黙りました。

ふと未来が視えたので、世界地図をみると、
架空の地図ではないかと思うくらい、
地図が変わっていました。
地形も、国の分割も、国の名前も。

ヒマラヤがかつては海だったけれど、
いまは高い山になっているように、
万物の流転は仕方がないことなんだろなと
思いました。

神様の声がしました。

「虹は高いところにあるから、　
　誰も引き摺り下ろせない。」

虹は光だから低いところにできても下ろせないと
思うけど、その言葉の真意はなんだろうかと
夢の中で考えたけれど、わかりませんでした。

立原道造と銀座で

夢の中で、わたしは銀座を歩いていた。
レトロな雰囲気の、昭和ならパーラーといった雰囲気のお店に
なんとなく入ってみた。
珈琲を頼んだ。
珈琲カップの受け皿にクッキーが２枚載っていた。

ここ、以前にも来たことがある気がする。
いつ、誰とどういうシチュエイションでだったのだろう。
ああ、思い出した。
立原道造さんと来たんだ。

あの頃、数寄屋橋の交差点で待ち合わせをして
ここに何度か一緒にきた。
立原さんはオムライスかハヤシライスをよく注文した。

わたしははじめて来たとき、
とても高いアイスクリームを注文したら、
大皿にスプーンで丸く盛り付けたバニラアイスが２個、
苺のソースの中にあっただけで、
なんだか悪い気がした。
でもおいしそうに食べるねと
立原さんはニコニコしてみていた。

立原さんときて、食べたホットケーキやパフェ、
カレーの味も覚えている。

立原さんは建築の話や詩の話、絵の話、
それから旅行やファッション、流行歌の話など、
実に話題が豊富で、ロマンチストだった。

立原さんはあれから結核でまだ２０代なのに亡くなり、
わたしはお見合いで結婚して家庭を持ち、
またひとりになり、立原さんが行きたいと言っていた
長崎で暮らして・・・

と回想していて気がついた。
わたしは立原道造に会ったことがない。
このお店も初めてだ。
いまのとてもリアルな想い出はなんだったのだろう。

そこで目が覚めた。

船の旅と、アートする見知らぬ人

前回の夢と同じように、何度も裏戸から
見知らぬ人が入ってくる。

今回は同じ女性で白地に鮮やかな花柄の服を着た長い髪の女性が
裏戸から入っては、部屋や廊下、階段に
同心円状に砂を撒き、蓮の花と露のような透明や真鍮の玉を
飾ったアートを作っていく。

母を連れて、船で世界数カ国を周る旅を申し込んであるので
わたしは準備や下調べに追われている。

忙しいのに、また裏戸から彼女が出て行こうとする。
声をかけても顔もみせずにすうっと出ていってしまった。
またどこかにアートが作られてないか探すと
やはりサンテラスに作られている。

旅行の集合時間に間に合わせるように裏戸にしっかり鍵をかけて出る。

集合場所で全員揃うと、船のところまで列を成して
いろいろな土産屋の前を通っていく。

わたしが或るお店の山積みにしてあった商品に
鞄をぶつけて倒してしまった。

母がいっしょに積みなおして、
お店の人にお詫びにと
飾ってあるライオンが王様の格好をしたフェルトでできた
人形を買う。

列に戻ると最後尾になってしまった。

先頭の人たちは船に乗り始めている。
わたしたちの前の人たちが船に乗り、
自分も乗ろうとすると、いきなり外国人の船員に
だめと手で合図されて、そこまでで船の入り口を閉められて
出航されてしまう。

添乗員がいたのに、なぜ入り口で全員乗ったか確かめないのだろう。

添乗員の携帯に電話をすると
「乗り遅れちゃったら、もう今回の旅行は
　全額返金無しのキャンセルであきらめるしかないですねえ」
という。
一人あたり百万近くを数名分だ。
戻ってもらって乗せて貰うとか、高速ボートを出してもらって
追いかけて合流するとか、
次の便に乗せる手配をして、最初の寄港地で合流とか
何か方法はあるだろう。
でも添乗員は「わたしまだ研修終わりたてで、そういうの
ぜんぜんわからないし、無理ですねえ。」
で電話を切られる。

船の待合室の柱の影に花柄の服の女性をみかける。
彼女は何者なんだろう。
いや、それより旅行をなんとかしないと。
旅行会社に電話をかけても添乗員と相談してくださいの
一点張りだ。
遅れたんじゃなくてちゃんと並んでいて
何も落ち度はない。
いったいなぜこんな理不尽な目に遭うのだろう。

そこで目が覚めた。

たくさんの死者と火と吐血と

初夢、ひどすぎ！笑

夢の中で、わたしは古い日本家屋のお風呂に入ろうとしていた。
いまの時代から考えるととても広い脱衣所で服を脱いでいたら
戸が開いていることに気がついた。
閉めようとしたら、電気か水道の検針だろうか、
誰かが通るので、姿を隠して様子をみた。

外からやってきて、すうっと家の中に入り、玄関から音もなく
通過して出て行く。
透明だ。

幽霊かな？と思った。
ドアを閉めたいけれど、服を脱いでしまった後だから、
カラスの行水で出てしまって、着替えてから閉めようと思った。

と、次から次へと透明な人が通過していく。
家の猫が２匹、血を吐きながら、
透明な人たちが出て行く後をついていこうとする。

「たいへん！ラブちゃんたち、血を吐いてる。
　病院に連れて行かないと！」

家族がものすごい剣幕で怒鳴る。
「血くらいたいしたことないよ。
　いちいち気にするな！」

でも、血をポタポタと口から吐いている。
何かの病気ではないか。
さっきまでなんともなかったから、
早く病院に連れて行けば助かるかもしれない。

透明な人が大勢ぞろぞろと家の中を通過しながら
「たくさんの血を吐いている」
と言う。
それがだんだんと「たくさんの火を吹いている」に
聞こえて、血と言っているのか火と言っているのか
わからなくなった。

「わたしたちは北朝鮮によって
　たくさんの火の中で死んだのです。
　血を流したり、吐いたりもしました。」

透明な人たちがそれぞれそういいながら
お風呂の横の脱衣所のドアから入り、玄関から出て行く。
光で玄関のドアがよくみえない。

北朝鮮がたくさんの発砲をしたのだろうか、
この人たちはそれで死んだのだろうか、
血を吐きながらついていこうとする猫を
泣きながら必死で抱きかかえて止める。

韓国の人たちなのだろうか。
日本人はいないだろうか。
知り合いはいないだろうか。
世の中の動きに対してなにもできない、
大量の死者がでても。
ただただ涙がでる。

神様と茶の湯

お正月早々、こんな夢を見た。

お正月なので、静かな気持ちで茶道のお点前をしようとしたら、
神様が現れて、「これを使ってごらん」といって、
カクテルのシェイカーを渡された。
お抹茶とお湯を入れてシャカシャカシャカ。
泡だったおいしいお抹茶ができた。

「これもいけるよ」と次は電動泡だて器を渡された。
生クリームなどをホイップするときに使うやつ。
お抹茶とお湯でギューン。
細やかな泡がたって、よく混ざっておいしい。

「茶道ってのはお抹茶をお湯で溶いて
　泡立てて客に飲ませるってのが
　枝葉を落とした核だから、
　核で言えばこっちのほうがぜんぜんおいしいでしょう。
　では、なぜ人はそれだけのことに細かい作法と時間をかけて、
　道として育ちや教育や資産を関係させたり、
　道具に何億もかけたり、道具のために殺したり、自爆したり
　するのだろうね。」

そう言われてるところで目が覚めた。
馬鹿らしいね、もっと根源をみなさいといいたいのか、
なぜその作法に意味があるのかを問いたいのかは
わからなかった。

獅子の頭のミイラ

エジプトの夢をみた。

冷たく、幾何学的に四角張った石室の中で
わたしはミイラの棺を開け、包帯を丁寧にほどいた。

何重にも撒かれて体液で固まっていた包帯は
解くのがたいへんだった。

ミイラなのだけれど、生前にどれほど筋骨たくましく
胸板厚く、立派で美しい体躯の持ち主だったかがわかる。

やっと顔がみえた。

獅子の顔だった。
たてがみも美しい。

とても神々しく、高貴なものだった。

目が覚めて、頭が獅子のエジプトの神を調べてみたら、
マヘス (Maahes)がそうだった。
戦争の神（軍神マルスと名前が似ているが、関係はあるだろうか？）であり、
天候の神。
母系制とアメン高司祭の保護を司る神だ。
 

 

山部赤人

山部赤人に逢った夢を見ました。

駿河の国で富士山を「不尽の山」と詠んでいました。
おおらかで欲のない、ひたすら歌が好きで、
大君と神様に忠実な実直な人で、
のんびり海を漁師たちの舟が朝日の中を出て行くのなどを
いっしょに愛でました。


山部赤人っていままで意識したことがありませんでしたが、
「赤人」という名前は天狗が赤い人なのと同じで
神とかかわっていることを表わす名前なのでしょうか。

目が覚めてから歌を調べたら、人柄の出ている
おおらかな歌が多くて、いい歌詠みを知ったと思いました。

紀貫之が『古今和歌集』「仮名序」にて
　「人まろはあかひとがかみにたたむことかたく
　　あか人は人まろがしもにたたむことかたくなむありける」
と褒めているので、夢の中で素敵な人に
逢わせていただいたなとご縁をありがたく思いました。

山部赤人の歌
http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/poet/akahito.html
0318: 田子の浦ゆうち出でて見れば真白にぞ富士の高嶺に雪は降りける
0361: 秋風の寒き朝明を佐農の岡越ゆらむ君に衣貸さましを
1006: 神代より吉野の宮にあり通ひ高知らせるは山川をよみ

鞍馬天狗

夢の中で鞍馬天狗がやってきた。
自分の正体を名乗ると、
「あなたのことはわたしが命にかえても
　護るのでご安心ください。」
と言う。

わたしは鞍馬天狗って弁慶だっけ？
と夢の中で思って、
義経の最期に弁慶が外でたくさんの矢を
受けて、立ったまま亡くなった話を
思い出した。
義経と弁慶のような絆は一瞬でできるものではない。
この人は初対面でなぜ命に代えても
護るって言うのだろう。
命をかけられるようなことはなにもしてないなあ。
と思ったりして目が覚めた。


昔、不思議な人に未来のことをたくさん言われたうちの
ひとつを思い出した。
世に出るときに、ある人がやってくるらしい。
「この人は命がけであなたを護りますよ・」
そう言われた。
まだ誰に対しても命がけで護ってもらえるような
恩義の絆がそういわれてみるとぜんぜんないから
まだまだ世に出るときではなさそうだ。笑

少女の祝詞

今朝方見た3つ目の夢。

いつものように祝詞をiPodでかけていると、
胸にかかるくらいの髪を頭の真ん中から分けて、
２つに結んだ15歳くらいの少女が枕元に立っていて、
「わたしに唱えさせてください」
と言う。
真っ白いブラウスに紺のカーディガン、
濃紺の長いプリーツのスカート。
いくつかの祝詞をとても通る声で上手に唱えた。
にきびのある、あどけない顔、
この髪型は昭和かそれ以前の学生さんだろうか。

「ありがとうございます。
　この年齢で両親を遺して死んでしまったので、
　『大らかに暮らしたまえ』という祝詞が聞こえたので、
　両親のために唱えたかったんです。」

そう言って丁寧に挨拶をしたところで
目が覚めた。

アメリカの同時多発テロ

昨日は何度か目が覚めたので、
３つの夢を見た。
2つ目はアメリカで同時多発テロが起きる夢だった。

戦争がアメリカ国内で起きたようなものだった。

あちこちが壊滅状態になり、
指令のためのいろいろなものが機能しない。

日本が中国がああ言った、ロシアがこうしたと
相談する。
アメリカはそれどころじゃないのに。

目が覚めて、同時多発テロは領土内の一方的奇襲なので
ほんとに怖いと思った。